2007年05月28日
★眼科的Q&A☆
こんにちは
いかがお過ごしでしょうか??
今回は昨日来院された患者様の質問をご紹介したいと思います
『たまにあるんですが、壁や窓をパッと見たときに、虫のような、ゴミのような何かが見えることがあるんですが、大丈夫でしょうか???』
皆さんも経験した事はないでしょうか・・・?!
一般的にそれは、飛蚊症と呼ばれるものです。
《生理的飛蚊症》
硝子体は、玉子の白味のようなもので、細かい無数の無色透明な線維からできていますが、年をとるとこの透明な線維の中には濁ってくるものがあります。
これはちょうど、髪の毛が白髪になるのと同じで、老化現象の一種です若くても白髪になる人があるように、若い人でも濁ることがあります
眼は、この影があまり動かないときには感じませんが、動くと良く感じます。 硝子体はどろっとした物質で、眼を動かすたびにゆらゆらと揺れ動きますから、これと一緒に影も揺れ動きます。それで、眼を動かすたびに、黒点が飛ぶように見えるのです
飛蚊症は病気ではありませんあまり気にしなくても大丈夫です60歳くらいになると、10人に1人の割合で飛蚊症があると言われています
しかし・・・
この黒点が急にたくさんみえるようになったり、大きい影のようになったりするようなら、緑内障などの恐れがありますので、眼科さんに行き、視野検査をお勧めします
Posted by アイケアコンタクト at 15:13│Comments(0)
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